投稿者: 工房希航 酒見
10月10日から12日まで開催された「大川木工まつり」が無事に終了しました。
期間中、工房希航のブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回の木工まつりでは、家具をはじめ、ラウンドボードやワンプレート、フラワーベースなどの木製品を展示・販売しました。
多くのお客様に家具をご覧いただき、商品のご購入だけでなく、オーダーメイド家具についてのご相談もいただくことができました。
実際に家具を見て、触れていただきながら、お客様と直接お話しできることは、展示販売ならではの貴重な機会だと改めて感じています。
また、新聞記事をご覧になって足を運んでくださった方や、以前に家具をご依頼いただいたお客様からお声がけいただくこともあり、大変うれしく思いました。
今回の出展を通じて、工房希航の家具や木製品を知っていただく機会ができたことを、心より感謝しております。
工房兼ショールームでも家具をご覧いただけます
今回の木工まつりにお越しいただけなかった方や、気になる家具・木製品がございましたら、工房兼ショールームでもご覧いただけます。
工房希航では、椅子やテーブル、ベンチなどの家具を中心に、一つひとつ丁寧に製作しています。
サイズや仕様に合わせたオーダーメイド家具のご相談も承っております。
実際に家具をご覧いただ...
大川木工まつり2026に出展します
工房希航は、**2026年10月10日(土)・11日(日)・12日(月・祝)**に開催される「大川木工まつり」に出展します。
会場は、大川産業会館です。
大川市は家具の産地として知られ、多くの家具メーカーや木工関係者が集まる地域です。
工房希航も大川市で家具を製作する工房として、今回の木工まつりに出展します。
家具を中心に展示します
工房希航では、椅子やテーブル、ベンチなどの家具を中心に製作しています。
今回の木工まつりでは、普段工房で製作している家具を実際に見ていただけるよう、ヒノキのベンチや椅子などの家具を展示する予定です。
木の表情や質感、家具としての佇まいなど、写真だけでは伝わりにくい部分を、ぜひ実際に見て、触れていただければと思います。
現在、木工まつりに向けてダイニングチェアの製作も進めています。
完成した椅子も会場に展示する予定です。
新しく製作しているウォールシェルフ
今回の木工まつりに向けて、新しい木製品としてウォールシェルフも製作しています。
家具を製作する中で生まれる端材を活用し、国産ヒノキで製作しています。
シンプルなスクエアタイプと、曲線を取り入れたアールタイプの2種類があります。
お札や色紙、小さな花器、お気に入りの小物などを飾る棚として、暮らしの中で使っていただけるように考えました。
家具製作で培った木材の加工技術を、小さな木製品にも活かしています。
小さな木製品も展示します
家具だけでなく、プレートや一輪挿しなど、比較的小さな木製品も展示します。
「家具は少し大きいけれど、まずは木工製品を使ってみたい」という方にも、工房希航のものづくりを知っていただける機会になればと思っています。
実際に手に取って、木の質感や仕上がりをご覧ください。
オーダーメイド家具のご相談も
工房希航では、既製品の家具だけでなく、サイズや用途に合わせたオーダーメイド家具の製作も行っています。
「この場所に合うサイズの家具が欲しい」「こんな形の椅子を作りたい」「既製品ではサイズが合わない」
など、家具についてのご相談がありましたら、木工まつりの会場でもお気軽にお声掛けください。
工房希航では、家具を製作しています。
一人で製作している小さな工房だからこそ、一つひとつのご相談を伺いながら製作しています。
工房希航の家具を実際に見てください
普段は工房で製作している家具を、実際に見ていただける機会です。
家具の大きさや座り心地、木の手触りなど、実物だからこそ分かる部分もあります。
大川木工まつりにお越しの際は、ぜひ工房希航のブースにもお立ち寄りください。
皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
大川木工まつり2026
開催日:...
家具のリフレッシュ|使い続けてきたテーブルを、木の表情を生かして再生
長年使われてきたテーブルをリフレッシュ
今回、長年使われてきたテーブルのリフレッシュ作業をご依頼いただきました。
こちらがリフレッシュ前の状態です。
長く使われてきたことで、天板には傷や打痕、塗装の劣化などが見られました。
単純に傷を補修するだけではなく、いったん表面を整え、木そのものの表情を生かす方向で仕上げ直していきます。
木地を整え、楢の表情を生かす
今回のテーブルは楢(ナラ)の木材と思われるもので、もともとは木目が塗装によってかなり隠れている状態でした。
表面を丁寧に研磨して古い塗膜を落とし、木地を整えていきます。
仕上げでは、道管を完全に埋めてしまう「クローズドポア」ではなく、少し道管を残したセミクローズドポアにしました。
楢ならではの木目や道管の表情がほどよく見えることで、以前とは違った印象のテーブルに仕上がりました。
「修理」ではなく「リフレッシュ」
今回の作業は、壊れた部分を直すだけの修理とは少し違います。
長年使ってきた家具を、現在の状態に合わせて表面から整え直し、もう一度気持ちよく使える家具にする。
工房希航では、こうした作業を「リフレッシュ」と考えています。
傷や汚れがついたからといって、まだ使える家具をすぐに買い替える必要はありません。
木製家具は、表面を整え直すことで、木の表情を取り戻し、また長く使っていける場合があります。
Before...
オーダーメイド収納家具を製作|部屋に合わせてつくった民藝調キャビネット
部屋のサイズに合わせた収納家具
今回は、お客様の部屋に合わせて製作した、オーダーメイドの収納家具をご紹介します。
今回ご依頼いただいたのは、壁面に合わせた大きな収納家具です。
既製品の家具を置くのではなく、設置する場所の寸法に合わせて、収納部分からデザインまで一から考えて製作しました。
横幅のある家具なので、全体が重たく見えすぎないようにしながら、落ち着いた雰囲気にまとまるようにしています。
既存の格子建具に合わせて
今回の製作で特に気をつけたのが、家具の上にある既存の格子建具とのバランスです。
もともと部屋にある格子建具が印象的なので、新しく作る家具だけが目立ってしまわないように、縦格子を取り入れました。
色も格子建具に合わせて濃い色に仕上げています。
実際に納品して設置してみると、家具と格子建具が思っていた以上によく馴染みました。
家具単体で見るよりも、実際の場所に設置した方が全体の雰囲気がよく分かります。
今回のような家具は、工房で完成した時よりも、実際にその場所に納まった時が本当の完成なのかもしれません。
オーダーメイド家具だからできること
家具を作っていると、改めてオーダーメイドの良さを感じることがあります。
既製品の場合は、家具のサイズに部屋を合わせることになりますが、オーダーメ...
家具のリメイク・リペアについて|使い続けるための新たなかたち
長く使われてきた家具には、年月を重ねたからこそ生まれる風合いや、木そのものの魅力があります。
一方で、長年の使用によって傷や汚れが増えたり、塗装が劣化したり、暮らし方の変化によって「今の生活には少し使いにくい」と感じることもあります。
工房希航では、そうした家具をすぐに処分するのではなく、今ある家具を活かし、これからも使い続けるためのリメイク・リペアを行っています。
「直す」だけではなく、新たな使い方へ
家具の状態やお客様のご希望によって、必要となる作業はそれぞれ異なります。
傷や塗装の劣化を整えて再仕上げする場合もあれば、傷んだ部分を修理したり、構造を補強したりすることもあります。
また、家具の形や使い方そのものを変える「リメイク」という方法もあります。
例えば、長く使われてきた座卓を、現代の暮らしに合わせてラウンドテーブルへ。
もともとの天板に使われていた木を活かしながら、新たな形へと作り変えることで、これまでとは違った使い方ができる家具になります。
座卓からラウンドテーブルへ
今回リメイクした座卓は、長年使用されてきたことで表面に傷や塗装の劣化が見られました。
天板には木目の美しさが残っており、その素材をできるだけ活かすことを考えました。
天板を丸く加工し、丁寧に研磨。
必要な加工を施したう...
格子デザインの木製内窓をオーダーメイドで製作しました|福岡県・大川市 工房希航
今回は、お客様よりご依頼いただいた格子デザインの木製内窓を製作・設置させていただきました。
お客様のお部屋に合わせて、一から設計・製作したオーダーメイドの内窓です。格子部分は一本一本を相欠き加工で組み上げ、細部まで丁寧に仕上げました。塗装は、お部屋の民藝家具や建具と調和するよう、落ち着いた風合いに仕上げています。
和紙調アクリルを組み合わせることで、やわらかな自然光を取り込みながら、外からの視線をやさしく遮る、和の趣を感じられる内窓となりました。
工房希航では、既製品では対応できないサイズやデザインにも対応し、お客様のご要望に合わせたオーダーメイド家具・木製建具を製作しています。
**「こんなものは作れるだろうか?」**というご相談も歓迎しております。木製内窓やオーダー家具をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
【施工事例】総檜材で製作したギャラリー展示収納棚。4年後の美しい経年変化と新たな挑戦
先日、数年ぶりに芦屋釜の鋳物師 八木鋳金様 のギャラリーを訪問しました。
こちらの展示収納棚は、約4年前に工房希航が**総檜(国産ヒノキ)**で製作したオーダー家具です。
久しぶりに目にした展示棚は、新品の頃の白さから、年月を重ねて美しい飴色へと変化していました。木ならではの自然な経年変化が感じられ、とても落ち着いた雰囲気になっていました。
それ以上に嬉しかったのは、大切に手入れをしながら使い続けていただいていたことです。
家具は完成した時がゴールではなく、お客様の暮らしや空間の中で長く使われ、少しずつ味わいを深めていくものだと思っています。
製作した家具が何年経っても大切に使われている姿を見ることは、家具職人として何より嬉しい瞬間でした。
今回の訪問では、今後の新しい取り組みについてもお話をいただきました。
鋳物と木工を組み合わせたコラボレーション商品の開発です。
鋳物ならではの重厚感や存在感と、木の温もりや優しさ。それぞれの素材の魅力を活かした、新しいものづくりができればと考えています。
まだ構想段階ではありますが、これまでにない面白い商品が誕生する予感がしています。
今後も家具づくりだけでなく、異業種とのコラボレーションを通して、新しい価値を持つ木製品づくりにも挑戦していきます。
進展がありましたら、こ...
座卓をラウンドテーブルへリメイク|福岡県大川市のオーダー家具・家具リメイク 工房希航
先日、お客様より座卓のリメイクをご依頼いただきました。
今回お預かりしたのは、先代から受け継がれたブビンガの一枚板座卓です。重厚感のある立派な座卓でしたが、「重たくて動かしにくい」「現在の暮らしには高さや形が合わなくなった」とのお悩みからご相談をいただきました。
長年ご家族とともに過ごしてきた思い出のある家具を処分するのではなく、これからの暮らしに合わせて使い続けたいとのご希望でした。
そこで、一枚板の魅力を活かしながらラウンドテーブルへリメイク。座卓として使われていた頃とは異なる雰囲気になりましたが、木目や色合い、長年使い込まれた風合いはそのまま受け継がれています。
無垢材の家具は、形を変えながら長く使い続けられることも大きな魅力のひとつです。
工房希航では、このような家具のリメイクをはじめ、テーブル、本棚、収納棚、テレビボードなどのオーダーメイド家具製作を承っています。
「この場所に合う収納が欲しい」「市販の家具ではサイズが合わない」「思い出の家具を使い続けたい」
そんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
お客様の暮らしやご予算に合わせて、一点一点丁寧に製作いたします。
オーダー家具や家具リメイクをご検討の方は、ぜひ工房希航までお問い合わせください。
家を支えた梁を新居の天板へ|古材再利用のオーダー家具事例
福岡県大川市で無垢材のオーダー家具を製作している工房希航です。
新築住宅への引っ越しに伴い、解体予定の倉庫で使用されていた梁を古材として再利用し、新居のカウンター天板にしてほしいというご依頼をいただきました。
長年建物を支えてきた梁材を、家具へとリメイクする仕事です。
梁をそのままの形状で使用することは難しかったため、古材を扱う製材所に依頼し、家具用の板材へと加工。その後、無垢材の特性を見極めながらオーダー家具としての天板製作を行いました。
解体材である梁には、割れやホゾ穴、経年による傷みが多く見られます。古材再利用においては、これらをどのように補修し、どこまでを素材の表情として残すかが重要です。
不要部分の除去、割れの補修、穴埋め処理を丁寧に行い、強度を確保。反りや動きを確認しながら成形し、新築住宅のカウンター天板として使用できる状態へ仕上げました。
完成した天板は、新居でお子さんが並んで使う**学習机(長机)**として設置されます。
建物の梁を再利用したオーダー家具は、単なるリメイクではなく、家族の歴史を次の暮らしへつなぐ仕事でもあります。
古材や梁の再利用、無垢材のカウンター天板製作、学習机などのオーダー家具をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
遠方対応のオーダー製作も承ります ― 訶梨勒パーツ編
以前、訶梨勒(かりろく)の木製パーツを製作した際に投稿したInstagramをご覧になった方から、遠方よりお問い合わせをいただきました。
訶梨勒は、お守りや魔除けとして使われてきた伝統的な装飾品のひとつで、吊るして使うための細やかな木製パーツの加工が求められます。今回は、実物の現物が手元にない状態での製作依頼でしたが、LINEを通じて画像やイメージ、サイズの情報を細かくやり取りしながら、形状の確認や寸法の調整を行いました。
図面があるわけでもなく、お客様の記憶や写真をもとに進める場面もありましたが、互いにコミュニケーションを重ねることで、無事にご希望の形に近づけることができました。
工房希航ではこのように、既製品に限らず、お客様のイメージをもとにした木製パーツのオーダーにも対応しております。特に今回のように、現物がなくてもLINEやメールなどを活用しながら、遠方のお客様ともやり取りをし、できる限り丁寧にかたちにしていきます。
「こんなものが木で作れるだろうか?」「昔使っていた部品を再現できないか?」そんなご相談も歓迎しておりますので、お気軽にご連絡ください。
ヒノキのアームチェア
以前、タモ材で製作していたアームチェアを、今回は国産のヒノキ材で再びつくりました。ヒノキ特有の清らかな白さと、まっすぐにのびた美しい木目を活かすため、仕上げには水性ウレタン塗装を採用しています。日焼けに強く、汚れもつきにくい仕上がりです。
ヒノキのやさしい風合いと、手に触れたときの柔らかさ。和室はもちろん、洋室にも穏やかな雰囲気を添える一脚です。
ご購入やご質問などは、お気軽にDMにてお問い合わせください。