家具のリメイク・リペアについて|使い続けるための新たなかたち
長く使われてきた家具には、年月を重ねたからこそ生まれる風合いや、木そのものの魅力があります。
一方で、長年の使用によって傷や汚れが増えたり、塗装が劣化したり、暮らし方の変化によって「今の生活には少し使いにくい」と感じることもあります。
工房希航では、そうした家具をすぐに処分するのではなく、今ある家具を活かし、これからも使い続けるためのリメイク・リペアを行っています。
「直す」だけではなく、新たな使い方へ
家具の状態やお客様のご希望によって、必要となる作業はそれぞれ異なります。
傷や塗装の劣化を整えて再仕上げする場合もあれば、傷んだ部分を修理したり、構造を補強したりすることもあります。
また、家具の形や使い方そのものを変える「リメイク」という方法もあります。
例えば、長く使われてきた座卓を、現代の暮らしに合わせてラウンドテーブルへ。
もともとの天板に使われていた木を活かしながら、新たな形へと作り変えることで、これまでとは違った使い方ができる家具になります。
座卓からラウンドテーブルへ
今回リメイクした座卓は、長年使用されてきたことで表面に傷や塗装の劣化が見られました。
天板には木目の美しさが残っており、その素材をできるだけ活かすことを考えました。
天板を丸く加工し、丁寧に研磨。
必要な加工を施したうえで再仕上げすることで、木目の表情がよみがえりました。
完成したのは、もともとの座卓とは異なる、ラウンドテーブル。
形は変わっても、長く使われてきた木の天板はそのまま新しい家具の一部として生きています。
家具の状態によって、できることは変わります
リメイクやリペアでは、家具の状態を確認することがとても大切です。
表面を研磨して仕上げ直すだけで済む場合もあれば、割れや欠け、反り、構造部分の傷みなど、内部まで確認して修理が必要になる場合もあります。
そのため、「塗り直すだけならいくら」という単純な判断ではなく、家具の状態と、これからどのように使いたいのかを確認したうえで、方法を考えていきます。
家具によっては、修理するよりも別の形に作り変えることで、より長く使える場合もあります。
捨てる前に、一度ご相談ください
思い入れのある家具でも、暮らしの変化によって使わなくなってしまうことがあります。
「古くなったから処分しよう」
「傷んでいるから、もう使えない」
そう思う前に、もう一度その家具を活かす方法を考えてみるのも一つの選択肢です。
工房希航では、家具の状態を確認し、お客様のご希望を伺いながら、修理・リペア・リメイクなど、その家具に合った方法を考えています。
長く使われてきた家具を、これからも使い続ける。
新しい家具を作るだけではなく、今ある家具の価値を次の暮らしへつなげていくことも、家具を作る仕事の一つだと考えています。
家具の修理やリメイクをご検討の際は、お気軽にご相談ください。